07 ページ7
_
「ピンとこない?」
「まだわかんない。そういう風に意識したことないから。向こうも私のこと女性として見てるわけじゃなさそうだし。」
「えー?でもご飯誘ってきたのは向こうでしょ?」
「仕事帰りだったもん。私が1番誘いやすかっただけじゃないかな。」
「へぇー。そんなもん?」
「うん。そんなもんだと思う。」
職場の後輩の持田くん。
愛称はもっちー。
年齢は2つ下だけど私よりもしっかりもので仕事ができる。
頭がいいのに自分の実力に驕ることなく謙虚で、いつだって学びの姿勢を忘れない人。
その上顔立ちも整っていて、大学のナントカボーイってやつに選ばれたこともあるらしい。
そりゃあ独身の女性社員たちは黙っていない。
私はいつも傍から見てるだけだけど。
「でももし後輩くんから告白されたらどうする?」
「ええー…?」
「もしもだよ?」
「…どうなんだろうね。」
「その時は断ってもさ、男として意識するようにはなるんじゃない?」
「かもしれないねぇ。」
「付き合ったら報告よろ。」
「ふふっ。付き合ったらね。」
「いや、やっぱ好きになったらがいい。」
「はいはい。」
1203人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
minese(プロフ) - ありがとうございます、助かりました (5月2日 12時) (レス) id: 8f46ce7c6e (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - mineseさん» 題名は『玉響-moment』です(* ᴗ͈ˬᴗ͈)” (5月2日 12時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
minese(プロフ) - 題名を教えてください (5月2日 11時) (レス) id: 8f46ce7c6e (このIDを非表示/違反報告)
minese(プロフ) - そうなんですか⁉ありがとうございます (5月2日 11時) (レス) id: 8f46ce7c6e (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - mineseさん» 目黒くんのお話ありますよ!お手数ですが私の作品一覧を見ていただければと思います。 (5月1日 16時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:涼-suzu- | 作成日時:2024年4月7日 16時