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照れた顔が可愛くてもう一度キスしようとしたら、首に抱きついたラウールがキャー!と奇声を上げた。


ラ「さっくんがりょーちゃにチューしたぁ!」


箸が転がってもおかしい年頃の息子のツボにハマったらしい。


キャッキャと手を叩いて大喜びだ。


おもちみたいなほっぺがぷるぷると揺れて、めちゃくちゃ可愛い。


大「なぁに、ラウもしてほしいの?はい、チュー」


ラ「キャハハ!やだ〜!くすぐったいのー!」


笑い転げるラウールを抱っこしたまま、蓮の頭の上にもちゅっとする。


ーーあ、すごく嫌そうな顔をされた。


いつの間にかスキンシップ大会になった空間は、亮平と蓮が軽ギレしてキッチンに逃げ込むまで続いた。

*Black Gold(ゆり組)→←2



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作者名:anzu | 作成日時:2020年12月17日 16時

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