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涼太side
皆が、こんな俺を受け入れてくれた。
記憶のない俺、...この宮舘涼太でもいいと。
嬉しかった。
でも、まだ1つだけ...
俺も皆も、話すのを避けているものがあるのに俺は気づいてしまった。
それは、彼。目黒蓮。
彼の怪我と、俺の記憶喪失は何かしら関係がある。
だから、グループになるのならばそれは解決しなければならないと思う。
皆に気を使われながら生きていくのだけは嫌だから。
宮舘『...一つだけ、いいですか。』
渡辺『ん?』
宮舘『....俺に隠している事、まだありますよね?』
佐久間『隠してる事?』
宮舘『...目黒、の怪我と、俺の記憶喪失は、関係があるんでしょ?』
SnowMan-宮舘『!!』
俺がそう言うと、皆分かりやすいぐらいのリアクションをした。
宮舘『会ってすぐ分かったよ。滝沢さんがもう1人いるって言ってくれていたけど、今日が初めて会うという事は何かしらの理由があるんだなって。これから、皆と活動して行くならちゃんと理由をしりたい。』
俺がそう言うと、皆は苦い顔をした。
分かってはいたが話しづらいんだろう。
そんな中、車椅子の彼が俺の前にきた。
目黒『俺が話します。』
佐久間『めめ?』
目黒『だって、結局は俺が自分の意思で行ったから。舘さん。話、聞いてくれますか?』
宮舘『あ、うん。お願いします。』
直感で、彼は真っ直ぐ生きてきたんだろうなって感じた。俺を見る瞳がその真っ直ぐさを表していて、俺自身も逃げたくないと感じさせたんだ。
ラウール『...』
向井『...』
阿部『っ...』
岩本『ふっか。』
深澤『うん。照、お願い。』
岩本『ラウ、康二、阿部。ちょっと外の空気吸いに行こう。..翔太と佐久間は?』
渡辺『俺も着いてく。照1人よかいいだろ。』
佐久間『佐久間さんはいるよ。大丈夫、ありがとう照。』
渡辺『佐久間、頼んだ。』
ふと何人かの顔を見ると苦しそうで、それを見た照とふっかは細かい話もせず、いつの間にか出ていった。
そして残った4人で少し重たい空気の中、話が始まった。
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りん(プロフ) - ともみさん» こちらこそ、素敵なメッセージありがとうございます! (2022年5月28日 13時) (レス) id: 9dd6c9cdd9 (このIDを非表示/違反報告)
ともみ(プロフ) - 涙が止まりませんでした。素敵な小説をありがとうございます。 (2022年5月28日 0時) (レス) @page33 id: aad3573941 (このIDを非表示/違反報告)
リセル(プロフ) - りんさん» いえいえ! (2021年10月17日 21時) (レス) id: d52ea51f4a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - リセルさん» ありがとうございます!訂正します! (2021年10月17日 21時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
リセル(プロフ) - すみません、更新された最後のページで、分かり切っただと思いますよ! (2021年10月16日 2時) (レス) @page25 id: d52ea51f4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りん | 作成日時:2021年6月16日 1時