. ページ23
渡辺side
目黒【今日、全員俺の病室に集まれますか?
数分でもいいのでお願いしたいです。】
昼頃にきたLINE。
今日撮影が一緒だった阿部が俺の方に来る。
阿部『翔太、めめからのLINEみた?』
渡辺『あぁ。』
阿部『なにかあったのかな?』
渡辺『わかんねぇけど...とりあえずもうすぐ終わりだしいくよな?』
阿部『うん!行こう!』
グループを見ると、他のメンバーも行くと返信していた。ただ気になったのはその中に涼太の返事だけが無かったこと。
少しモヤモヤしながらも、目黒の病室につくと俺らが1番最初、ではなく先に涼太がいた。
宮舘『あ...』
目黒『お疲れ様です。阿部ちゃん、翔太くん。』
阿部『お疲れ。』
渡辺『おう。』
目黒『もうすぐ他の皆も来るんで、座って待っててください。』
渡辺『わかった。』
阿部『めめ、今日リハビリは?』
目黒『今日はないんですけど朝からストレッチとかしたり歩いてきたんで大丈夫!』
渡辺『お前本当じっとしてらんなさそうだもんな。』
目黒『当たり。偶に時間忘れてフラフラして看護師さんに怒られる(笑)無理しすぎは良くないですって(笑)』
阿部『もー、本当無理しないでね?』
目黒『ありがとう、阿部ちゃん。』
俺らが話していても、涼太は何処か上の空。
渡辺『涼太?』
宮舘『っ!...な、なに?』
渡辺『大丈夫か?』
宮舘『う、うん。』
俺が名前を呼ぶとびっくりしてこちらを見た。
でもまたしばらくすると下を向いて何かを考え込んでる。
やっぱりおかしい。
最初はまた一緒に頑張ろうとやる気に満ちていたのに
数日した辺りから顔色が悪かったり何かに悩んでいるようだったり。
直ぐに気づいてはいたが、踏み込み切れずにいた。
どの言葉が涼太を傷つけるかが分からなかったからだ。
"コンコンッ、ガラッ"
岩本『おまたせ。』
深澤『めめ〜、お、3人もいたんだ。』
ラウール『めめ!おまたせ!』
佐久間『お!みんないる!!』
向井『めぐきゅん、寂しくなかった〜?!』
色々と考えていたらいつの間にか全員揃っていた。
にしてもうるせぇ。
渡辺『うるさっ(笑)』
阿部『佐久間、康二。静かにね?』
佐久間・向井『はぁ〜い!!』
岩本『いや、それすらうるさいから(笑)』
目黒『ははっ(笑)みんな、きてくれてありがとう。』
全員が揃いホッコリする中、涼太の顔色だけが変わらずにいた。
1668人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りん(プロフ) - ともみさん» こちらこそ、素敵なメッセージありがとうございます! (2022年5月28日 13時) (レス) id: 9dd6c9cdd9 (このIDを非表示/違反報告)
ともみ(プロフ) - 涙が止まりませんでした。素敵な小説をありがとうございます。 (2022年5月28日 0時) (レス) @page33 id: aad3573941 (このIDを非表示/違反報告)
リセル(プロフ) - りんさん» いえいえ! (2021年10月17日 21時) (レス) id: d52ea51f4a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - リセルさん» ありがとうございます!訂正します! (2021年10月17日 21時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
リセル(プロフ) - すみません、更新された最後のページで、分かり切っただと思いますよ! (2021年10月16日 2時) (レス) @page25 id: d52ea51f4a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りん | 作成日時:2021年6月16日 1時