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「あった。」
深澤「これか。これならすぐに取れるよ。」
ゲーセンに入るとお目当てのクレーンゲームはすぐに見つかった。
深澤「どの表情が欲しいとかある？」
「えっと…これ。毛虫を見るような目。」
深澤「ふはっなにそれ！めっちゃ面白いんだけど。」
OKと百円玉を投入口に入れる。
深澤「これなら…ここら辺でいけるっしょ。」
パンッと決定ボタンをおすとおりていく爪。
狙い通りのところにひっかかり、あっさりとゲットできてしまった。
深澤「はい、どうぞ。」
「ありがとう。やっぱり凄いね。流石、Mr.クレーンゲーム。」
深澤「ふはっありがとう。他にはないの？」
「うーん。それしか考えてなかったからなー」
深澤「じゃあ、適当にまわりますか。」
そう言ってふっかさんはクレーンゲームを物色し始めた。
数十分後。
「いっぱい取ったね…」
景品用の袋がパンパンになるほどゲットしまくったふっかさん。
深澤「欲しいのあったら持って帰っていいよ。」
「じゃあ、アーニャを…」
深澤「それ欲しがると思ってた(笑)」
「ふっかさんエスパー？」
深澤「いや普通に(笑)」
戻ったら渡すわと景品を袋の一番上に置く。
深澤「そろそろ戻るか。」
「うん。」
コーヒー買ってこうぜ〜と某有名コーヒー店に寄って2人で飲みながら事務所に戻った。
(お礼を込めて奢りたかったのに奢らせてもらえなかった…)
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作者名：雪 | 作成日時：2024年4月15日 7時
