先生‼︎殺していいですか？〜新たな問題児〜

＊ ページ11

阿部 亮平side

　

翌朝



ab「一条くん‼︎」



俺は他クラスの子を殴ろうとしていた一条くんをギリギリで止めた



im「離せよ阿部せんせー‼︎」



ab「一体何が合ったの⁉︎」



im「コイツら、神楽のことバカにしやがった」



神楽…神楽楓くん？



よく見てみると他クラスの奥に縮こまっている神楽くんがいた



…カバンには可愛いキーホルダーが付いている



im「男だからって可愛いものつけちゃいけないとかどこの誰が決めたんだよ？



女の子がカッコいいものつけてたって何も言わねぇのになんで男の時だけとやかく言うんだ？



…神楽に謝れ」



他クラスの子はビビってはいるけど言い訳をする



…その言い訳がなんとも身勝手て



ab「…おい」



俺はいつの間にか一条くんから離れて地面に座り込んでいる他クラスの子たちと目を合わせていた



ab「お前たちの言い分はよ〜くわかった。



だけどさ、人のことをとやかく言う前にお前たち自身を見直した方がいいんじゃねぇのか？」



ym「…あれ、阿部？」



そして思いっきり壁ドンをする



恋愛漫画のような壁ドンじゃない



怒りの壁ドンだ



ab「俺はついさっきまで勘違いしてたよ。



一条くんよりもお前たちの方がドグサレ野郎だって、気づけてよかった」



ym「はいはい、ストップ」



後もう少しで手が出る、と言うところで山田先生が止めてくれる



…で、俺は校長先生からお怒りを受けた

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