先生‼︎殺していいですか？〜新たな問題児〜

＊ ページ24

山田 涼介side

　

hk「今にも動き出しそうだろ？



いや〜、将来は画家とかかな」



sr「確かに…これは見入ってしまう」



光くんは授業で皆が描いた絵を見せてくれていた



特に高虎くんの絵を気に入っているらしい



sk「あの〜一応佐久間さんのお部屋なんですけど…」



yg「心地いいからいい溜まり場なんだよね」



高地はそう言いながらお茶を啜った



ジジイか…と言いたかったけど、俺たちより十個下だからブーメランが跳ね返ってきそうで怖い



ym「…やべ、阿部と一緒に五十嵐さんの家に行こうっていう話してたの忘れてた」



時計を見て阿部との用事を思い出す



sk「それじゃこれ、五十嵐さんのファイルです。



何かあった時のために」



ym「ありがとう。



光くんもありがとうね」



光くんにお礼を言って荷物を撮りに行くために職員室に向かう



その時、ちゃんと前を見てなかったから生徒とぶつかってしまった



ym「おっとごめん…高虎くん？」



白色の短髪天パだから高虎恵龍くんって言うのはすぐにわかったけど…雰囲気が違う



瞳の色が…赤い



yk「…俺は高虎優稀(ゆうき)だよ、山セン」



ym「高虎…優稀」



そこまで言うと鼻で笑って去っていく



二重人格…みたいな存在なのか？



それにしては雰囲気がガラリと変わっていたような



ym「…ヤベ」



明日、聞いてみよう

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