先生‼︎殺していいですか？〜新たな問題児〜 (ページ7)

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阿部亮平side

　

si「山田からだーやま、だーやん。

阿部だからあべべ、べべ。

今日遅刻した理由は…寝坊したから」

ものすごい感性の子が来たな

放課後、山田先生と教室で五月雨さんと話している

ab「えっと…なんで音雪中から転校してきたの？」

si「だーやんがおらんかったから」

ym「俺？」

五月雨さんは俺たちを見つめる

si「D組とS組、私は知っとる。

だーやんの恩師、殺せんせーについても」

nz「…なんやと」

山田先生の雰囲気が一気に変わる

ym「どこまで…知ってるの？」

si「全部。

殺せんせーの正体、死神は尊敬する人」

nz「なぁ…なんで首元だけマフラーしとるん？」

望さんがスマホから怒気のふくんだ声で五月雨さんに聞く

nz「理由は首元だけ寒いから。

山田くん、思い出してほしい。

この特徴を持っておった人物」

俺はわからない…けど、山田先生は少し考えて目を見開いた

si「優れた殺し屋ほど万(よろず)に通ずる。

だーやん、私が星螺中学校に来た理由はだーやんに興味があるから」

五月雨さんはマフラーを外す

…その中から出てきたのは俺も見たことのあるもの

色こそはピンクと紫であるが…一度は苦しめれらたもの

si「尊敬する殺し屋、死神(殺し屋)を殺しただーやんのようになりたい。

それがこの子たち(触手)が聞いてきた問いの答え」

触手

それを見た瞬間、山田先生は目にも止まらぬ速さで五月雨さんに近づいた

けど、五十嵐さんは山田先生の首に手を添える

si「殺さんよ、だーやん。

この子たち(触手)は」

ym「そんな確証」

si「ピンクの方がシュンで紫がキョウ。

もしT組の誰かが襲われるんやったら、私は守る」

…もう、訳わかんねぇ