先生‼︎殺していいですか？〜新たな問題児〜

三話　仮面不良 ページ9

山田 涼介side


　
tk「どこ行っても問題児クラスなのね」



ym「滅相もない」



五月雨さんの触手について考え込んでいたら高木から連絡が来た



tk「慎太郎から聞いたよ、阿部と一緒にあの有名私立星螺中学校の教師やってるって。



で、今回補導された子が」



ym「T組の生徒だった、と」



このやりとりも懐かしすぎるよ



tk「全く…ちゃんとしてよ、担任の先生？」



ym「俺は担任じゃないよ。



まぁ、今回は俺だったけど今度は阿部かな？」



高木は俺が資料を書いている間に補導された子を連れてきた



金色のショートパーマ、赤っぽい茶色の瞳の男の子



tk「一条真琴くん。



星螺中学三年T組…で合ってる？」



一条くんは思いっきり高木を睨みつける…けど、高木は諸共しない



…流石D組に入る前までグレていただけある



im「…新米先生？」



ym「T組の副担任、山田涼介。



よろしくね、一条くん」



すると一条くんは鼻で笑った



耳にはピアスがバチバチに開いている



im「よろしくお願いします、山田せんせー」

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