6＊ryota＊ ページ6
＊ryota＊
「……おはよう。」
「んー…おはよぉ。」
あれから、2人でお風呂に入って
もう一度、愛し合ってから
抱きしめたまま、眠りについた。
朝、少し早めに目が覚めたから、先にベッドを抜け出して
朝食の準備をしていれば
寝ぼけ眼のAが起きてきた。
「サンドウィッチ作ったよ。」
「えー、ありがとぉ。」
寝起きの彼女は、いつも以上にふわふわしている。
それを見るのが、
また、好き。
「歯磨き、しておいで。」
「ん。」
寝癖をつけて、ブカブカの俺のスウェットを着て
歩いていく姿が
はぁ。もう、愛しい。
…………
………………
「頂きます。……ん、おいしー。」
「ありがとう。」
「涼太くんのサンドウィッチ、好き。」
……俺は、その笑顔が、好き。
「……口の端、パンクズ、付いてる。」
パンクズ付けて、恥ずかしそうに笑う彼女が、すごく好き。
「ねぇ、これ、今日のお昼用に持ってってもいい？」
「いいけど、ちゃんと冷やして持っていって。
お腹壊すと困るよ。」
「ふふ、笑
お母さんみたい。」
「Aは、ズボラなんだから。ちゃんとしなきゃダメよ？」
「あはは！笑
なにそれ？笑
お母さんモード？」
俺のすることに、いちいちゲラゲラ笑うとこ。
めちゃくちゃ、好き。
………
………………
「それじゃあ、これありがとう！」
「うん。気をつけてね。」
「涼太くんも！お仕事、がんばって！」
「ありがとう。それじゃ。」
結局、保冷バックに保冷剤を入れて、
完璧な昼用サンドウィッチを作って、彼女へ手渡した。
それを抱えて、隣の自宅へ戻っていった彼女を見送ってから
俺も仕事へ向かう。
「……俺って、こんなに尽くすタイプだったっけ？」
なんて独り言が出る程
尽くしてる。
でも、それが嫌なんてことは、全くない。
寧ろ……
「……楽しい。」
毎日が、彼女のお陰で彩り豊かで
彼女のお陰で、すこぶる調子がいい。
昨日、Aに貰ったハンドクリーム。
それを塗れば、手もすべすべになって
調子がいい。
その香りを嗅げば、Aを思い出して
気持ちが弾んで、
また、調子がいい。
良いことしかない。
で、思う。
………俺だけのものに、出来てよかったなって。
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HANA*(プロフ) - りさん» 最後までありがとうございました❤️次の🤍ちゃんもお楽しみにー😊✨ (4月21日 16時) (
レス) id: d37919878c (このIDを非表示/違反報告)
HANA*(プロフ) - こじまるさん» 今作も、最後までありがとうございました❤️ロイヤルサンド、私も食べたいなぁ🌹🤣次回🤍もお楽しみにぃ😊✨ (4月21日 16時) (レス) id: d37919878c (このIDを非表示/違反報告)
り(プロフ) - 完結おめでとうございます‼︎最後の最後まで国王は甘かったですね🥰 阿部ちゃんとの会話意気投合してるって思いながら読みましたw 主人公ちゃん幸せになってよかった❣️最後ラウちゃんとのお話楽しみにしてます☺️ (4月20日 21時) (レス) @page19 id: 3fdd874ee5 (このIDを非表示/違反報告)
こじまる(プロフ) - お疲れ様でしたー❤️だてだてが甘すぎて…きゅん❤️✨私もだて様が作ったサンドイッチ食べたーい！！つぎはラウくん✨楽しみにしてまーす😊🎶 (4月20日 20時) (レス) @page18 id: 93d95d1476 (このIDを非表示/違反報告)
HANA*(プロフ) - うめさん» 読者さまを悶絶させたい💚❤️とか言って 😂 笑 (4月19日 13時) (レス) id: d37919878c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HANA*
| 作成日時：2024年4月16日 16時
