紅一点×SnowMan⑨ (ページ13)

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side MUKAI ページ13

岩『どーも！』

SnowMan『SnowManでーす！』

深『今日はね、大人気のあの企画をしていきたいと思います。』

阿『しかも場所がすごいよね。』

「俺の故郷〜！」

立ち上がって両手を広げると何故か広がる拍手。
なんでやねん。

深『そうです。僕たち、JAPAN EXPOに参加するためにタイに来てるんです。で、今は最終リハ終わりです！』

佐『腹減ったー。』

目『まじでお腹空いてる。』

そう。リハ終わりで、何も食べてないから、
みんなかなりお腹空いてるんよな。

こんな中でこの企画はエグいんよ。

深『ですよね。ですが、ただでは食べられません。この人の食べたいものを当てなければいけませんよ。今日は満を持してのこの人です。』

A『松雪Aです。』

佐『全勝女王だ。』

岩『唯一全問正解してるよね。』

ラ『Aちゃんの好きなもの想像つかない。』

確かになぁ。

Aってあんまり食に興味ないというか、
過去に色々ありすぎて、食べることが
少しトラウマになってるんよな。

阿『にしてもおしゃれなところだね。』

「ここ、おかんに聞いたんよ。昔、おとんと初デートしたところらしいわ。しかも味もピカイチやって。」

渡『まじか、それはすごいな。』

宮『康二両親の思い出の味ってやつね。』

みんなメニュー表を見たり、
店内を見回したりと楽しそうだ。

深『じゃあ、早速行っちゃいましょうか。』

A『そしたら、まずはアラカルトかな。このページの中から1つ。』

Aが指差したページには、

ポッピア・ソッ(タイ風生春巻き)
ポッピア・トー(タイ風揚げ春巻き)
トートマンプラー(タイ風さつま揚げ)
カキアップクン(タイ風えびせんべい)

の4品が書いてある。

阿『ちょっと待って。どんなメニューか全然わかんない。』

阿部ちゃんの言葉に俺とA以外が頷いている。

「えっとなー。」

俺はそれぞれどんな料理なのか説明する。

ラ『なるほどねー。難しいなぁ。』

しばらく考えたあと、発表の時間になる。