紅一点×SnowMan⑨ (ページ47)

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深『おー。照！久しぶり。』

佐『やっほー。』

向『ハグできないん嫌やな。』

阿『おかえり。ここにチョコあるよ。』

宮『おかえりなさい。』

渡『あれ？なんか痩せてね？』

目『っす。』

ラ『あー！岩本くんだ！』

少し緊張感のある中、仕事場につくと、
いつも通りのテンションで出迎えてくれるみんな。

言葉では久しぶりだなんて言ってるけど、
まるで昨日も仕事を一緒にしていたかのような感覚。

そんな中、1人だけ神妙な顔して立っている人がいる。

A『ひーくん、、、。』

「ただいま。」

そう一言言えば、
目に涙を浮かべて口をキュッと結んでいる。

コロナ禍じゃなければ抱きしめていたはずだ。

A『、、、おかえり。』

そう泣きながら言ったAの顔を見て、
きっと連絡してこなかったのはこの子なりの配慮で、
辛い思いをさせてしまったと思った。

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だけど、それでも。

「体絞るならさ、俺にも相談してよ。」

A『ひーくんごめんね？今回は割と柔らかさを追求したくてそこまで筋トレしてないんだ。』

向『え？そうなん？にしてはちゃんと腹筋あんで。』

雑誌を見ながらニヤニヤとした顔して
康二が話に入ってくる。

ラ『あー！康二くんいやらしい顔してる。』

向『はあ？してへんし。やったらふっかさんの方が良くない顔してんで？』

深『は？俺？』

佐『それは間違いない。』

渡『、、、。』

そんな中、翔太は一言も発さず、ずっと不機嫌だ。

A『なべくんごめんね？』

渡『別に。けどさぁ、、、。まあいいや。いつか俺が一緒にこの特集やるわ。』

A『あはは。それもいいかもね。』

SnowMan『だめっ！！』

渡・A『え？』

深『てか、絶対だめよ？この特集を引き受けちゃ。』

A『はいはい。』

「これは絶対思ってないやつだ。」

そんな話をしていたら、スタッフさんに呼ばれる。
俺たちはみんなでスタジオに向かった。